美術評論家 市原研太郎が送る現代アートのブログマガジン

ブロマガ

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紹介文:グローバルに拡大した現代アートのアーカイヴ作りと、そのアクチュアルな活動の見取り図を描くことを目的に、Art-in-Actionと名付けた現代アートのブログを立ち上げました。その取材に役立てるべくやむを得ず有料にしましたが、読者の方々の期待に答えられるよう努力を継続していきますので、よろしくお願いします。

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[連載]Biennale Story(4) アテネ・ビエンナーレ 2013

状況に密着したアートの実例の一つとして、アテネ・ビエンナーレはある。だからといって、表現が社会的・政治的活動に帰着するとは限らない。もちろん、そうなっても構わない(コスースに倣ってアートは定義であると言おう)が、状況に密着しながら多様な表現の構造を創出し、現実や社会に対して〈距離〉をとることができることを、試練に晒されたこの都市(アテネ)のビエンナーレは教えてくれている。しかも、この距離は、現実と...
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[連載]Biennale Story (3) イスタンブール・ビエンナーレ 2013

第13回イスタンブール・ビエンナーレの展評です。 イスタンブールという世界から注目を浴びる都市で開催された今回のビエンナーレは、「野蛮」がテーマ。 そのテーマの下に、どのような作品が飛び出したか、イスタンブールの現在の姿とともに、詳細に解説しました。 次回は、「最先端のアートは、なぜ最先端なのか?」というタイトルで、リーマンショックから5年後の現代アートの見取り図を描きます。......
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[連載]Biennale Story(2-3) ヴェネツィア・ビエンナーレ 2013(3)

ヴェネツィア・ビエンナーレの展評の最後のパート(3)です。前回の(2)に引き続き、今年のビエンナーレに生じた異変の二つ目が語られます。さらに、全体のまとめと、関連コラムで、本展評のキーワードである「表現の強度」の説明を付け加えました。 また、artscape9月1日号のヴェネツィア・ビエンナーレ展評の補遺を掲載しました。 次回は、ヨーロッパより、訪れた都市の展覧会の模様を発信します。......
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[連載]Biennale Story(2-2) ヴェネツィア・ビエンナーレ 2013(2)

2013年、55回ヴェネツィア・ビエンナーレが開幕しました。その展評をお届けします。ヴェネツィア・ビエンナーレは、規模と内容において、他のビエンナーレに増してつねに重要だったのですが、今回のビエンナーレは、とくに注目される点が二つありました。本展評は、その二点に絞って論じています。すでに、展評の冒頭の部分(1)は、公開済みですので、続きの(2)からお楽しみください。......
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free[連載]Biennale Story(2-1) ヴェネツィア・ビエンナーレ 2013 (1)

第55回ヴェネツィア・ビエンナーレ――2010年代のアートはどこに向かうのか? (1)アルプスよりヴェネツィアへ、そして機内よりヴェネツィアを望む副題にあるように本テクストの主題は、2013年のヴェネツィア・ビエンナーレのレポートに加えて、2010年代のアートの動向を探ることにあるので、前回の2011年の同ビエンナーレを参考にすれば、さらに理解が深まると思う。そこで、前回のビエンナーレについて書いた私の展評のURLを記して...
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